W不倫だけど彼とキャンプをしてみたい…
私、キャンプってしたことないんです。
でも、とっても憧れていました。
彼と一緒にいるときも、気持ちのいいお天気の時は、よく公園でごはん食べたりするし、基本的にお外で食事してのんびりするのが好きなんです。
だから昔から、キャンプしてみたいなーと思っていました。
だんなさんは、潔癖症…とまではいかないけど、すっごいきれい好きで、砂や虫が居室に入ってくると大騒ぎなので、外で過ごすのに向かない人。
「のんびるする」というのも苦手だし。
予定のなかったGWは、早朝からせっせと大掃除してくれてました。
年末旅行していたので大掃除をしていなかったことがずっと気になっていたそうです…ありがたいんですが、まるで不潔でだらしない妻のようで、私も頑張ってせかせか掃除せざるを得ないGWでした。
すみません、贅沢な愚痴ですね。私の気持ちは私にしかわからない。
自然の中でご飯食べたり、コーヒー飲んでゆっくりしたり、夜には焚火を見つめながらおしゃべりしたり…。
ワイワイやるBBQにはあまり興味なくて、自然の中で静かにゆっくり過ごしてみたい…。
キャンプ、憧れます。
実は、W不倫中の彼は、キャンプ用具一式持ってるベテランキャンパー。
お子さんたちが小さかった頃は、家族で毎週キャンプ行ってたんだってさ。
(その話聞くたび、彼の家庭の歴史感じて、私なりにいろいろ考えてしまい落ちます。。。)
私たちはこういう関係だから、お泊りすることはなかなか難しいです。
でもいつか彼とキャンプしてみたい、キャンプは無理でも焚火だけでもしてみたい!と思う気持ちは年々強くなり。
デイキャンプも考えたんですが、夜まで滞在できないので、夜に焚火が出来ないんですよね~。(とにかく焚火がしたい笑)
あと、私たちはできるだけ車移動は避けていて(事故など起きるとこの関係の誤魔化しようがないので)公共交通機関で行くことのできるキャンプ場となると、選択肢は狭まるばかり。
・公共交通機関で行ける場所
・焚火がしたい
・焚火は臭いが体に付いてバレるので、帰りにシャワーを浴びて着替えたい。
・道具は持参できないので、焚火用品一式レンタルできるところ
どんだけわがままでずいぶん都会っ子みたいな条件で舐めてるんですけど、抜かりなく考えます。
W不倫中の彼とキャンプ決行
彼も私はキャンプしてみたらハマるタイプだと思う、と言ってくれていて、いろいろ考えてくれていました。
そんな中、彼がたまたま見かけて送ってきてくれたキャンプ場のリンク。
キャンプ一式レンタル品あり。温泉併設。オープン直後できれい。キャンプ場目の前までバスあり。関東で近い…というか、この前日帰り旅行で栃木行ったばかりで気軽に行けることがわかってる。
条件的にこれならイケるかも!とインスピレーション感じて、なんと、一気に予約までしてしまいました!
わたしたち、直感的にイケると思うと、行動早いんです。笑
初めて二人で海外行った時もこんな勢いだったな。
こういう感覚がとても似ているので、うまくいってるんだろうなーと思います。
彼のほうは、コロナ後、出張が復活している…という設定になっています。(実際コロナ明けてから、ほんとの出張は1回くらいしか行っていないんですけどね)
先日、栃木に日帰り出張に行っていたことになっているので、今回のキャンプ場はまた、たまたま栃木県だったので、引き続き前回の業務で出張…ということにできます。冷凍餃子のお土産さえゲットできれば、出張偽装は完璧!
うちはだんなさん、基本わたしの行動に関心がないので、あやしくない理由があれば問題ないはず…。
あまり使いたくない言い訳なんですが、実家の猫の具合が悪い&地元の友達と飲む…と言う設定で、一泊で帰省してくることにしました。
以前なら、子どもたちも一緒に帰省するのが当然でしたが、もう大きくなったので、それぞれ自分の時間を優先するようになっています。自分が中高生だった頃のことを考えれば、部活や勉強、友達、おしゃれ、恋愛…と、母親の行動なんか気にもしてなくて、自分のことで精いっぱいだったな、と思うんですよね。それゆえの私の自由ですねー。
こんな感じで、いろいろ好都合な条件が重なり、このキャンプ場なら行ける!!となりました。
でも実際は、本格的なキャンプは今回はパスしました。
今回はスノーピークのキャンプ場で、キャンプ一式レンタルは超高額だったので、「住箱」というバンガローのようなトレーラーハウスに泊まることにしました。
初めてのキャンプ場だし、テント泊まではこだわらないから、全然OK。
スノーピークの「住箱」
隈研吾氏設計のトレーラーハウス

スノーピークのキャンプ場はオープンしてまだ一か月もたっていないため、なにもかも新しかったです。
芝生や木もまだ生育途中な感じ。
今回宿泊する「住箱」は、木材で作られたトレーラーハウス。

ものすごく洗練されていて、自然と調和しています。
「住箱」の設計デザインは、国立競技場の設計でおなじみの建築家、隈研吾氏。

木目もそのまま、木のぬくもり…というより、いかにも木を伐り出して造った「木材」感満点なトレーラーハウスでした。
ワクワクしますよね!こういう所に泊まるの。
キャンプも夢だったけど、こんなすてきなトレーラーハウス(しかもほぼ新品)に彼と泊まれるなんて、夢みたいだ―!
「住箱」の室内

初めの印象として、小さな子にはちょっと危ない箱ですね。(つい母親目線…笑)
ここの住箱は、大人仕様のトレーラーハウスだと思いました。
小さい子じゃなくても、酔っぱらっていたり、油断していると、けっこう高めの入り口階段で転落しそうになり、ちょっと怖い入り口です。
あと、入り口、窓も、引き込み戸になっており、開け閉めするときに子どもは指を詰めそうでこわい感じがしました。(どうしても母親目線になってしまう笑)
室内は、まだオープン間もなかったので、なにもかもほぼ新品で恐れ多かった…!


キャンプ場のトレーラーハウスなのに、洗面台も電源もあり、冷蔵庫もクーラーもベッドもある!

窓が大きく、全開放することができます。お外の掃き出しに繋がっていて、ベランダのように使って過ごすこともできます。(子どもはここから転落しそう…)
ガラス窓も網戸も引き込み戸になっているので、全開放すると姿が見えなくなり、まるではじめから外と居室が繋がっているように感じます。

窓に囲まれたベッドスペース。
遮光カーテンを閉めれば外からは見えないし、朝日がまぶしくて目が覚めてしまうこともありません。
シングル×2つのマットレスがくっついているので、ダブルベッドよりも広く、寝心地もとても良かったです。
「住箱」の備品やトイレ

アメニティはなにもないはず…と覚悟してきたのですが、歯ブラシや手を拭くためのペーパータオルまで付いていました。(タオル類はありません)
スノーピークのステンレス真空マグに歯ブラシがささってます…
歯磨きコップ?いやいや、このマグ、持参したコーヒー淹れて飲んだけど、めちゃくちゃ優秀でした。保温力半端なく、長時間コーヒーが冷めないので、これがアウトドア用品の実力か…とびっくりでした。

冷蔵庫は2ドアではないけど、冷凍スペースもあり、氷を入れておくことができました。
私たち的に最重要アイテム、テッシュもないだろう…と持参してきたのですが、替えのティッシュまである始末。
他には、ゴミ取り用のコロコロ粘着テープも。
玄関から砂が入りやすいからか、ミニちりとりとほうきも用意されていました。
電気ポットもあるし、キャンプ場だからと期待していなかったけど、「住箱」は至れり尽くせりでした。
洗面台だけでなく、なんとこんなに広くて最新設備のトイレも付いています。

キャンプ場にあるトレイラーハウスとしては、もう、驚きですよね。笑
「住箱」利用なら、グランピングという言葉が近いかもしれません。
ここのキャンプ場、共同のシャワーやトイレも、超々最新設備で、もちろんお湯は出るし、防犯面もばっちりだし、オープンしたてだからきれいだし…なんかもう、すごかったです。
初心者にはおすすめだと思いました。
スノピのキャンプ場は全国にあって、いろいろなプランが用意されています。
「住箱」に泊まってみたい方は、スノーピークのキャンプ場でなくても、いろんな宿に設置されているので、探してみてもいいかもしれません。
「住箱」にも種類があって、洗面台やトイレがない「住箱」もあるのでご注意を。



「住箱」、売ってるんですよ。
彼と、私たちなら「住箱」で暮らせそうじゃない!?と話したりして…。
トレーラーハウスだから、田舎の土地にこれ置いて、拠点にしたり…なんて。
二人の拠点となるような場所が欲しいんですよね…。ま、やめておいた方が無難です。わかってます。
やっぱりTsugiTsugiかなぁと思ってます…。
彼とのキャンプの様子は次回に。
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