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W不倫で初めて感じた罪悪感~子どもを欺くということ

夫婦・家族とは

子どもにバレそうになる事件発生

先日、彼のことが子どもにバレそうになりました。

ある休日、彼と都心デートの帰りでした。

電車で彼と並んで座っていたのですが、ある駅で、友達数人と一緒にいる私の子どもが乗り込んできて、同じ車両で居合わせました。

子どもは友人たちと、大好きなアイドルグループのライブに行っており、その帰りでした。

すぐに子どもも私も気付き、横に彼はいるけど、ひとりのふりをして、近づいてきた子どもと座ったまま会話を交わしました。

その後、子どもは友達のいる私と同じ車両内の離れた場所に戻っていきました。

横にいるけど、事情を察知した彼もしばらく他人のふり…。

隣にいるけど、彼とスマホでメッセージを送り合い、気を付けていました。

その内、子どもは友達と二手に分かれて座ったようで、姿が見えなくなりました。

下を向いて、スマホをひたすらいじっていたのですが、

ちょうど知床の船が沈没した速報ニュースを目にして、びっくりして、ついうっかり彼に話しかけちゃったんです…。

自分の子どもの姿が見えなくなったので、油断していたと思います。

そしたら、分かれて座っていた子どもの友達が、私と彼が話しているのを目撃したようで、

「お母さん、隣の知らない男性と喋ってるよ」と驚いて私の子どもに報告しに行ったようでした。友達が座っていたのにわざわざ立ち上がって、私の子どもの方に移動していく様子を、彼が見ていました。

それを友達から聞いた子どもは、まず、私に「隣の人、だれ?」とLINEしてきました。

びっくりしました。LINE見た瞬間、凍りましたね…。

「ねぇ、隣の人、だれ」

「だれ?」

「ねぇ、だれ?」

「喋ってったって○○ちゃんが言ってる」

「ねぇ、だれ?」

次々と送られてくるLINE…。

どうしよう、なんと答えれば…と、心臓バクバクして焦っていると、なんと子どもは私の目の前までやってきました。

そして私に直接、「ねぇ、だれ?」と言いにきたのです。

右隣には彼が座っています。(左隣にも男性が座っていました。)

もうパニックでした。

電車内は空いてきていました。

とにかく移動しようと、私は慌てて立ち上がり、子どもの座っていた席まで一緒に戻り、その横に座りました。

もう、しらばっくれるしかありませんでした…。

え?だれが?お母さんが喋ってたの?

お母さん喋ってないよ!

だれと?

なんでそんなこと言うの?

どの人と喋ってたって○○ちゃんは言っているの…?

彼の方を確認してみると、彼は下車したようで、いなくなっていました。

「だって○○ちゃんが言ってたもん。隣の男の人にスマホ見せながら話していたって。」

彼に沈没船のニュース見せたあの時だ…。

まさか子どもの友達に見られているとは。

お母さん老眼なのか、けっこうスマホ離さないと見えないんだよ~!だから隣の人に見せているように見えたのかな?と必死の弁解。

「一緒にスマホの画面見て喋ってったって言ってたもん」と子ども。

なんでそんなこと言うんだろ?喋ってないよ!

いや、すごい大変なニュースがあったんだよ。見て、これ、20人以上乗った観光船が沈んじゃったみたいなんだよ!

…話題を必死に変えました。

もう焦りまくり。

完全にうろたえていて、挙動不審な感じでした。。

子どもは納得いかない様子でしたが、自分が見たわけではないので、「でも…おかしいなぁ」と諦めた様子でした。

その後、その友達から追及されることもなく、私も子どもの友達たちに「ライブどうだったの~?」なんて話しかけたりして、どうにか話を流すことに成功しました。たぶん。。

友達のお母さんが知らない男性と話していたように見えたことなんて、大好きなアイドルのライブの興奮に比べたらきっと小さなことだろう。

忘れてくれると信じています…。

ライブがどうだったか、質問攻めにして、話題が戻らないようにその後は過ごしました。

降りるちょっと前のこと。

マスクをしていない酔っ払い風のおじさんが乗り込んできて、空いているのにわざわざ例の友達の隣に座り、みんなに緊張が走りました。

私は心の中で、よっしゃーと思いました。

さっき私が知らない男性(彼)と話していた話題より、こっちの酔っ払いおじさんの方がインパクト強いから記憶が上書きされる!と思ったんです。

で、駅で降りてから、あの酔っ払いのおじさんヤバかったねー!と、子どもたちに話しかけ、盛り上がっておきました…。

これで私と彼の記憶は消えたに違いない…。

テンション高めににこにこ振る舞っていましたが、ずっと心臓バクバクでした。。

それから数日はとても緊張して過ごしました。

電車内のことをとにかく思い出させたくないので、音楽を聴いては「この曲ライブでやった?」と訊いてみたり、とにかくアイドルやライブの話題を投げかけ続けました。

あれっきり、私が知らない男性と話していた疑惑は、(今のところ)話題になっておりません…。

子どもを欺くことで感じた罪悪感

私はこの件で、W不倫をしていて罪を感じるのは、子どもを欺くことなんだ、と気付きました。

セックスレスに約20年悩んだ結果、不倫という関係に踏み出し、初めて感じた罪悪感でした。

彼と不倫をしていることに罪悪感を感じたのではありません。

子どもを騙したことに罪悪感を感じたのです。

子どもに必死に嘘をつき、取り繕う感じが嫌でした。

ごめんね、と思いました。

子どもと信頼関係を築く上で、正直でいることは重要だと思っています。

それなのに、私は子どもに嘘をついた。

あの時は、彼との関係を隠すために嘘をついているという感覚が、あまりにはっきりしていたので、とても気持ち悪く、罪悪感でいっぱいになりました。

今までも彼とのことで、嘘をついたことはあったと思います。

例えば、夜遅くなる時に、ほんとは彼と飲みに行くのに、友達と飲みに行く、と伝えていたり、

彼からもらった指輪を自分で買ったと言ってみたり。

でも、子ども本人に関わる嘘ではなかったんですよね。

彼との関係を維持する中で、初めて子どもを巻き込む形で嘘を成立させたのは今回が初めてでした。

なんとも悲しくて、想像していなかったダメージでした。

しばらく、彼との関係に消極的になりました。

彼も私がショックと言うかダメージを受けていることに気付いていたと思います。

彼との関係をやめようとか、そういう問題ではなく、

とにかく「子どもを欺くようなことはしたくない」と強く思いました。

本当なら、彼のことも子どもたちに紹介したくらいなんです。

でも家族という形態を守るために、子どもたちにとっての父親を守るためにも、それはぐっと堪えています…。

夫への罪悪感、子どもたちへの罪悪感

夫への罪悪感

私、だんなさんには全く罪悪感を感じていません。

私がしていることは罪だと思っていないから。当然の結果だと思っているから。

そうさせたのはあなたでしょ?という感覚です。

だんなさんに対して罪悪感を持つようなら、不倫に踏み出したりしませんよ!笑

罪悪感が全くないから、今こうして幸せなのです。

子どもたちへの罪悪感?

そして、不倫していること自体は、子どもに対する裏切りでもなんでもないと思っています。

(民法への裏切りですね。。)

だいたい子どもたちに、「お母さんはお父さん以外の男性と深い関係を一切築きません」なんて約束してないし。

子どもへの愛はパートナーがだれであっても変わりません。

これは絶対だし、彼と深い関係を築いていても全く揺らぐことがありません。

一方で、自分の子どもをどんなに愛していても、子どもは私の所有物ではありません。

親子が共依存の関係になるほど不幸なことはないので、そこは気を付けてきたつもりです。

子どもだって、ひとりの人間です。認められるべき人格があります。

日頃から「自分の人生は、あなたのものなんだから、自分で決めていいんだよ」と伝えています。あなたの決定を支持するし、応援する、と伝えています。

お母さんのために頑張る、とか、お母さんが喜ぶから・悲しむから、で物事を判断しないで欲しいと思っています。主体的でいて欲しい。

同じ理屈でいくと、お母さんである私にも、母親である以前に、尊重されるべき人格も人生もあること、分かってくれているんじゃないかな、と思います。

父親がマイペースで家族に無関心でも、子どもたちは「お父さんはそういう人だ」と冷静に見ている様子からして、変に家族はこうあるべきだ!という固定観念や、周りの家族と比べることもなく、いい感じに子どもたちの自分軸は育っているなと感じます。

母親の私のことも、「お母さんはこういう人だ」と受け入れてくれているのでは…。

もう子どもたちも大きいからね。

18歳に向け、しっかり自分の考えを持った成人に育て上げなければなりません。

不倫していることを正当化するわけじゃないけれど、

親と自分を分離して考えることができない方が危険だと思っています。

家族間の境界があいまいだと、自分を見失ってしまい、大人になってから辛いんですね…。自分がそうだからわかる。。(そうです、私はアダルトチルドレンです。)子どもたちには自分に自信を持って生きて欲しい!

子どもたちが、私の生き方を理解してくれる日が来たらうれしいな。

それまでに私たちができることは、社会的ルールに則った形で落とし前をつけること。

お互いの離婚だろうなと漠然と思っています。

子どもたちが成人になり、独立していったら考えていかないとな、と思っています。

一生子どもたちを欺き続けた方がいいのか、真実を伝えた方がいいのか、結論を出すのは時間がかかりそう…。

彼にも伝えたけど、

子どもたちを巻き込むような嘘をつかないとやっていけないような関係はごめんです。

もうああいう嘘をつかないといけない状況は嫌!

家庭での生活と彼との生活が、重ならないように平行にうまく進めていかないといけないなと、改めて思った出来事でした。

(実はこの数日後、彼が私の家に来ている時に、さらにまずい出来事が起き、落ち込みました。。矢口真里が頭をよぎりました…。そちらも気が向いたら書くかもしれないし、書かないかもしれません…。)

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