アナルセックスの時の彼女
彼女はアナルセックスが好きだ
なぜ、お尻にしたいと思ったの?
そして、どんな感覚なの?
彼女は快楽で疲れきったのか、ぐったりとベッドの上で俯けに横たわったまま僕に聞いてくる。
繋がりが終わった後、静かに。
彼女はお尻で繋がること…アナルセックスにとても感じてしまう。
悶え狂うという表現があるけれど、これがそうなのだろうと僕は思う。
「私は本当におかしくなるくらい気持ちいいの、だからあなたはどんな感覚なのかなぁ?と思うの」と。
官能的な彼女の姿
快楽を得ようとする彼女の表情は、とても綺麗だ。
薄紅色に変わる頰に、薄っすらと目を細め、焦点が合わない瞳で遠くの何かを見ている。
苦しみと幸せが両立したような表情。
これが官能美なんだろうなと僕は思う。
抑えられない唸るような声を漏らしながら。
彼女は日常とのギャップが大きい。
日常では性的な雰囲気は感じることはできないし、滲みもしない。そういうアピールが無いんだ。
でも本当は性的なことが好きで、とても興味を持っているし、彼女自身もスリルを感じることが好きなのだと言う。
「痛気持ちいいのが好きなの」「いけないことしているのに、どんどん感じて止まらなくなってしまうの」「だから止めてね」と。
でもその根底は寂しがりやで誰かと繋がっていたいんだ。
僕らのアナルセックス
後ろに繋がると、
「もう駄目だよー」「おかしくなっちゃう…」「奥まで突いて、もっともっと奥まで、お願い」「うぐぅ…。あぁー」と。どこまでも彼女は快感を求める。
アナルの締まり方は、根元を締め付けるような感じだ。奥は深く、前側のように突き当たりはない。
多分、彼女は、向かい合う形で後ろに繋がった方が、僕の形からしても感じることが出来るのだろう。
アナルの粘膜を介して前側も刺激される。
奥への刺激と、後ろへ下がる抜く時の動きに、強い快感を感じるみたいだ。だから、それらの動きを組み合わせて、彼女を中から愛撫する。
アナルの時は、僕らはいつも2時間近くセックスをする。
お風呂に入っている時から愛撫がはじまり、乳首を撫でたり舐めたり、乳房を揉みながら、少しずつ下へ指を進めて行く。
そして彼女の前側を十分刺激した後に、後ろの穴の周りをマッサージするように愛撫し、アナルを少しずつ指で開いて行く。
第一関節、第二関節、そして根元まで中指を差し入れる。前後に動かす。
そうなると、彼女は快感に声を抑えられなくなり、僕のものを求めてくる。そして、口に含み、挿れて欲しいと求めてくる。
僕は彼女の前へ背後から挿しこみ、風呂の壁に手をつかせ、彼女の願いを叶える。
その後は、ベッドへ行き、彼女のアナルへ挿し込む。
彼女が力が入らなくなり動けなくなるまで。
そして、動けない彼女の身体をタオルでよく拭き、その後、僕はシャワー浴びながら石鹸でよく身体を洗う。
今度は彼女の前で繋がる。
様々な体位で僕らはお互いを求め、僕が果てるタイミングを合わせながら、波を滑る。
アナルに挿れたい理由
彼女の初めて
なぜお尻にしたいのか。
これも独占欲から来るものだと思う。
僕は、彼女の後ろの初めてを欲しかった。
初めての男性になりたかったのだと思う。
そして、僕は誰も知らない彼女の姿を知っている。
アナルと官能
僕は最近思う、
官能とは信頼と愛情から構成されるものなのかと。
最近、SMや呪縛の世界もなんとなく、感覚的に分かるような気がして来ている。
官能美を追求する世界。
彼女は勿論、日常も綺麗だ。でも官能的な美しさ綺麗さも兼ね備えている。
だから僕にはわからない。
そんな彼女をなぜ旦那さんは放っておくのか。
そしてたぶん、前の男性達は、彼女のそんなその側面に気づいたのだろう。
僕は彼女の話を聞く時、そう思う。

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