僕の人生
全力で走ってきた20年
彼女と出会った頃、僕は生きる目的を見失っていた。
未来を描けなくなっていた。希望を失っていた。
ただ漠然と人生にまだ挑戦したいと思っていた。
自分の子供達に、海外への視点を向けさせたかったこともあり、僕がその世界へ飛び込み、そちらに視点を向けさせたいとも思っていた。だから仕事も海外との繋がりがある仕事へとシフトさせていた。
早くに子供が産まれた僕は、子供を生かせることに精一杯で過ごしてきた。
気づいたら40歳になろうとしていた。
そんな感じだった。あっという間の20年だった。
全力で走ってきた。
お金を稼がなければ子供を生かせられなかったから、給与や昇格に繋がるならば敢えて人が嫌がる仕事を率先して取りに行った。
必然的に、時間は仕事に占有されて行った。成果を上げるためには工夫もそうだけれど、時間も取られ易かった。
それでも子供達には様々な経験を積ませたかった。
若くして子供が産まれたから、それで結婚したから、まともな子供が育たない・・・そう後ろ指を差されたくなかった。
休日が取れればあらゆる所へ家族を連れて出掛けた。
休みの前日は会社から帰宅したらハンドル握って深夜から出掛け、目的地に着いたら朝まで僕は車で仮眠を取る。そんな休日を過ごしていた。
立ち止まって考える時間なんてなかった。
勿論、僕一人の頑張りではなく、妻や周囲の支えがあったからだろう。子供達も自力で頑張ってくれた。正義感の持ったしっかりとした人間に育ってくれている。
何のために生きているのか
生活も変わり、家族はそれぞれの道へと進み始めた。
父親としての「育てる」という役目が終わろうとしていた。
子供達は成人になろうとしていた。それぞれの道へ向かって。
だから僕は新しいことに挑戦したくなっていた。次のフェーズへ。
新たな環境や繋がりを求め、休日にセミナーや講習を受けるようになっていった。
仕事のステップアップにも繋がるし、報酬にも反映される。それは家族のためでもあった。
しかし、妻は違った。
変化を嫌った。
妻は仕事をしたくないと考えた。
僕が休日に出掛けることを嫌った。徹底的に阻止をしようとしてきた。
妻はいつまでも家族で過ごしたかったのかもしれない。
僕がひとりで出かけることに、機嫌悪そうに嫌味を言う。そうすると子供達も妻の方へ流れて行く。
僕は何のために頑張っているのか、分からなくなっていった。
家族のために頑張っているのに、自分勝手か。
なんだか何のために生きているのだろう。
外の世界
そんな時に、セミナーや講習に来ている女性達から声を掛けられるようになっていった。
ご飯を食べたり深い話を聞くようになっていた。
多分、僕は子供が大きいから、一通り子育ても終わっていて話しやすかったのだと思う。あと既婚者としての安心感もあったのだろう。
慣れてくると夫婦関係の話をする女性は多かった。淡々と話す人、涙を流しながら話す人。僕は様々な夫婦関係があることを知った。
実際、誘われてる雰囲気になったこともあった。でも、そもそも女性と食事していることに後ろめたさもあったし、なんだか一時の弱い気持ちにつけ込むような感じがフェアじゃない気がして、踏み込めなかった。
彼女と出会った時のこと
孤独感はどこから来るのか
妻とは次第に別々に行動することが当たり前になっていった。
あなたは自由人ね。と嫌味は言われるものの、行動の制限を受けなくなっていった。その状態に切り替わって行くまでに5年ぐらい掛かったのではないだろうか。
その間に何個かの資格を取ったこと、それは実績になったのかもしれない。
夫婦で理解し合えない関係から、僕は孤独感を感じていた。
でも夫婦に戻るという選択はできなかった。
だから、全く生活や仕事とは繋がりの無い環境で、海外の心分かち合える人に出会いたいと思った。
他言語や文化が異なる関係性の方がより本心を伝えられるのではないかと思ったから。
また、言語も習得したかった。
結果、心は繋がれるということは分かった。でも、分かち合えることはなかった。
誰かの役に立ちたかった必要とされたかった。多分、僕は自身のためには頑張れない性格なんだと思う。
そんな中、期待していないPCMAXの中で、偶然今の彼女のメッセージに出会った。
彼女を幸せにしたい
彼女は不思議な女性だった。
とても綺麗なのに、自分自身に自信がなかった。だから他人に合わせてしまう面がある。でも芯はしっかりしている、譲れない面も持っている。そして、とても愛情深い人だ。でも、自身は冷酷だとも思っている。
器用に生きられない人だった。器用に生きようと頑張って疲れてしまう人。周りからは器用だと思われている。
どこか自分に近いところ似ているところを感じていたのだと思う。
だから僕は惹かれていったし、わかるよ その感覚…と思っていた。
彼女には自分自身に自信を持って欲しいと思っているし、自信を与えたいと思ってきた。
そして、彼女の今迄の夫婦生活、家族生活を聞いてきたから、幸せを感じて欲しかった。それを僕の手で実現したいと思ってきたんだよね。それがこの2年間になるかな。
彼女と出会った原点を忘れてはいけない
またやってしまった
でも、僕の心の弱さ、あと彼女の愛情深さに甘えて、彼女を虐めてしまう。それは、似ている性格だから、痛みのポイントがわかってしまうからなんだと思う。
でも、彼女は絶対に僕にはそれはしてこない。
いつの間にか空気のように当たり前な存在になっていく。家族や夫婦であっても。彼女との関係でも?
いつの間にか、失うことはないと慢心し、酷い言葉を投げ掛けたり、相手の感情を読み取れなく、いや、読み取らなくなり、感覚が麻痺していく。変化に気づくことが出来なくなってしまう。
出会った頃の想いや、相手を想う気持ちを、思い出せなくなってしまうのかも。関係性の原点というか。
同じ歩幅とペースで歩けなくなって、どんどんと離れて行く。その時にはもう戻れなくなっていることをわかっているはずなのに。
それなのに何度も僕は繰り返してしまう。
先日も彼女を傷つけてしまった。そして、その度に反省をする。ごめんと。
彼女は言ってた。
「そういう面があることは、もう変わらないと思う。傷つけることはあなたの愛情の裏返しだとわかってる。でも私だって傷つきたくない。疲れてしまう。それが発作のように突然来ることが怖いの。もう愛してくれなくていいから、優しくして欲しい、私を大切にして欲しい、離れないから安心して欲しい…。」
「私があなたを駄目にしているのかなぁ、最近、勉強もできていないでしょう。」
彼女の愛情に応えるために
今も彼女は、僕の目の前に座り仕事をしている。結局僕を見放さず傍に居てくれる。
彼女に悲しい思いをさせたり、あんなことを言わせてはいけないと思う。
今日、サテライトオフィスに向かう道を歩きながら、彼女との原点を思い出していた。
僕は変わらなければならない、でも変われる気がしている。彼女の愛情を感じるから。
それに応えていかなければいけない。
covid-19の対応で離れてしまった資格勉強を再開した。
資格の取得を裏付けにしなければならない。未来のために、次のフェーズに向けて頑張らなくては。
今はそれが彼女の愛情に応えることだと思っている。
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