ポルチオに目覚めた彼女
彼女はもう、奥逝きじゃないと満足できない。
そう、ポルチオが感じるようになってきている。
今日も僕の上で、コリコリとした子宮頸部を、僕に何度となく当て続けていた。
だから僕は、ベッドの端に腰掛け、彼女を上にする。
彼女は僕の首の後ろに両手をまわし組む。
体を僕から反らす様にして僕の上に座り、繋がる。
僕は彼女のお尻に手を添わせる。
彼女の押し当てる動作をアシストするために。
彼女はどんどんと濡れていく、彼女の愛液は彼女の臀部を伝い僕の太腿を濡らしていく。
飛び散る愛液は、絨毯を濡らしていく。
彼女の顔は紅潮し、僕を見つめたり、遠くに視線を流す。そして苦痛と幸福の入り混じった表情を見せる。その表情はいつ見ても美しい。
ビジネスホテルの一室だから、必死に叫ぶように漏れてしまう声を彼女は抑える。
その苦しそうな姿もまた艶を増す。
彼女は言う、
「痛気持ちいいの」
「でもね、痛い訳ではないの」
「なんだか、いけない気持ち良さなの、何か自分が狂ってしまう、もう戻って来れなくなる様な気持ち良さなの」
だから、彼女のお尻をアシストしていた僕の手を、彼女のお尻を強く支え、能動的に僕は前後に動かす。
更に彼女の深い所に当たる様に、角度を変え、伸ばすように奥を押し当てる。
彼女は鋭敏な刺激に、「うっ、」と声をあげ背後に滑り落ちそうになる。
慌てて僕は、彼女の背中に手をまわし支える。
進化するペニスとクリトリス

彼女と繋がり合う関係性になってから、僕のものの長さが増したと感じる。
彼女も同じようにそれを感じていたようで、僕のを舐めながら「前こんなに長かった?」と唇でなぞりながら話す。そして喉の奥まで咥える。
彼女の形に合わせ進化しているのだろう。
彼女もまた進化している。
出会った頃はクリトリスはあまり感じることができず、小さな粒のようだった。表皮に包まれて。
それが最近はクンニをすると、ぷっくりと膨らみ、覆われた表皮が剥けて勃起してくる。
先日、「これって、素股って言うのでしょ?」「わたし知ってるの」と言って、僕の上に跨ぐように乗り、彼女は前後に腰を動かしながら、クリトリスを僕のものに押し当ててきた。
「なんだか、まだ挿れてしまうの勿体なくて…」
「あぁ、気持ちいいよー」
そう言いながら、僕のものを濡らし、伝う愛液はシーツを濡らして行く。
元々、中は感じるけれど、という状態だった彼女。
今はクリトリスも感じるようになってきた。
だから最近は僕の上で脚を閉じて繋がるのも好きで、「前が擦れて気持ちいいの」と言う。
昨日も激しいポルチオセックスを
クリトリスの優しい刺激だけでは満足できない彼女は、ポルチオの痛気持ちいい、より強い刺激を求めてくる。ポルチオが開発されてきている。
だから昨日も、
「ねぇ、今度は前から、前からして!」と懇願してきた。
僕は、彼女をベッドに横たえ、前から挿し込む。
彼女の子宮頸部に、僕のものを添わせながら腰を回して行く。僕のものが頸部を沿ってポルチオを刺激していく。
その度に「気持ちいいよー」「あぁー」と声を上げる。
僕はもっと、快楽に没頭する彼女を見たくなり、彼女の脚を肩で抱えて、全体重を一点に掛け、彼女の奥を突き上げる。
そのペースを上げていく。
首から顔へと紅潮して行く彼女。
漏れる声がもう抑えきれなくなっていく。
だから僕は唇を重ね、口が離れないように、抑えきれない彼女の声を塞ぐ。
舌を絡めながら、僕はどんどんと速度を上げていく。お互いの波が重なり、一つになっていくように。
「いくよ」と静かに彼女に話しかける。
彼女は、うんうんとうなづきながら、息を切らしながら「いって!いって!」と返す。
僕はより強く彼女の奥を突き上げ、彼女の肩に手を回し、静止する。より深く奥を押さえ込むために。
出る直前に、僕は彼女から抜く。
そして彼女のお腹の上に放つ。
その直後、「あぁー、出ちゃう」と彼女は声を上げ、手で顔を覆う。
一瞬痙攣し、潮を吹く。
彼女のお尻とシーツを濡らしていく。
そして放心し眠りに落ちる彼女。
彼女のお腹やお尻、そして彼女の部分を、僕は拭き上げる。
目を閉じ、満ち足りた表情の彼女を、僕はベッドの横に立ちながら見下ろす。
掛けふとんを彼女に掛けながら、僕もその中に包まる。彼女を背面から抱きしめながら。
そして二人眠りに落ちる。
午後の日射しを浴びながら。
幸せな時間を感じながら。
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