貧乳にはつらい乳がん検診で
今日、乳がん検診に行ってきた。
恥ずかしながら、40歳にして初めての乳がん検診。
女医さんや女性技師の方の検診施設だったので、なにも恥ずかしくはなかったのだけど、
マンモグラフィのとき、とてもとても大変だった。
わたし、とても胸が小さいの。
小さいどころじゃない。ないに等しい。
乳房がないの。ただ、乳首があるだけ。ほんとにひどい胸。
だから、マンモグラフィでは挟むから、技師さんが、小柄な全身使って力いっぱい、私の背中や脇の方から肉や皮膚をかき集め、逃さないよう胸の部分に持っていって、急いで挟み込む。そんなことを4回もしたのだ。
撮影中、挟まれているときは、少しでも動くと、皮膚が引き千切られそうで、ものすごく痛かった。
挟める乳房なんてないのに。哀れだったわ、わたしのおっぱい。
おっぱいが小さい
貧乳コンプレックスの恋愛
わたしは昔から胸にコンプレックスがあった。
女子寮だったので、大浴場でたくさんのおっぱいを眺める機会が毎日あり、自分のおっぱいがどんなに情けないおっぱいなのか、とてもよくわかっていた。
こんなおっぱい、男性には見せられない。
だから、こんなおっぱいを見せても幻滅せずに変わらず愛してくれる男の人に出会えるまで、軽々しい行動はできないなと考えていた。
周りの友達はけっこう遊んでいたし、体に自身のある友達も何人かいた。「こんなに綺麗なおっぱいは見たことない、と言われた」と自慢げに話す友達もいた。
いいな。と思った。
体に自身があると、行動も違ってくるもんだな、と。
私なんて。私のこのおっぱいじゃ、一度きりで愛想つかされてしまうんだろうな。
服を着ていたって分かるくらいの貧乳だもん。女性としての魅力、ほとんどないよね。
きれいなおっぱい、大きなおっぱいがうらやましかった。
「胸と付き合っているわけじゃないから」
当時18歳だった私は、結局初体験の相手だった今のだんなさんと結婚することになり、計画通り?だんなさん以外の人に、この貧乳を晒すことなく生きてくることができた。
この醜い胸でも、愛想をつかすことなく付き合い続けてくる人はだんなさんくらいしかいない。
そう思って最近まで生きてきた。
付き合っている頃、だんなさんは、私が胸にコンプレックスを持っていることについて、いつもこう言ってくれた。
「胸と付き合っているわけじゃないから。」
ありがたいと思った。この人と付き合ってよかったって。体じゃないよ、中身だよ、ってことだと解釈していた。
でも、だんなさんは私の体に興味がなさそうなのも気がかりだった。
付き合っている当初から、セックスレス気味で、大学講義中に友達にセックスレスを相談したことを覚えている…笑。
胸の大きさとセックスレスの関係
貧乳のせいでセックスレス…?
わたしはだんだんセックスしてもらえないのは、私の体が醜いからだと思うようになってきた。
私のおっぱいがもっと大きければ違うんじゃないか、と。
私の胸に膨らみがあれば、少し触れただけでもなんとなくその気になってくれたのでは…。
大きなおっぱいは、触ると気持ちいいんだってね。やわらかくて、癒やされる。きっとそうだろうなと思う。
私には女性としてのその武器がない。
ぺっちゃんこの胸板。小さな乳首が付いているだけ。こんな胸、少しも魅力がない。触ったってなにもおもしろくない。
かわいい下着も意味がない。スカスカのブラジャーじゃ、貧相なだけ。だってブラジャーなんてほんとはいらないもん。
こんなひどい胸で、だんなさんに申し訳なくて、謝ってみたりした。でもいつも「胸と結婚したわけじゃない」とかそんな感じで言ってくれていたけど、セックスレスも長いと、そのセリフさえ色々考えてしまうのだった。
「胸と付き合っているわけじゃない」「胸と結婚したわけじゃない」とは言うけれど、私の胸を一度も好きだと言ってくれなかった。
体が目当てで付き合っているわけじゃない、っていうのは、なんだかまともな男の人のセリフに聞こえるけど、セックスレスだったら、不安になってしまうのはわがままだろうか。
その体でも別にいいと言われても、体を認めてもらっているわけではない。だんなさんはしょうがなく、私の体と付き合っていたのかな。私の体には興味がない、とも取れる発言な気がしてきてしまい…。
おっぱいが大きければ
セックスレスで悩んでいた何年間かの間、わたしは自分の胸を憎んだ。
この胸のせいで。
おっぱいの大きな人生は、また違ったのかな。
おっぱいが大きければ、出会いも、夫婦生活も、楽しいことがあったのかな。
おっぱいが大きければ、水着になれる。着れる服も増えただろうな。
おっぱいが大きければ、日常生活でも女性をアピールすることができたのだろうな。
…書いてたら、なんだか悲しくなってきてしまった 笑。あのマンモグラフィの辛さも加わって。。
私の胸を好きだと言ってくれる人
小さなおっぱいが好きな彼
今の彼は、私の胸を好きだと言ってくれる。
もともと貧乳が好きなのだと。出会った頃から言っていた。好きな女優さんは、貧乳で有名なキーラ・ナイトレイだと言うの 笑。キーラ・ナイトレイが貧乳なのは有名な話だから、話の辻褄を合わせるために言ってくれているのかな、とも思ってる。
私の胸を綺麗だと言ってくれる。ほとんどない私の胸を揉んでくれる。吸ってくれる。いっぱい触ってくれる。いい形だと言ってくれる…。
今の彼は、私の胸を好きだと言ってくれる。
ますます思い出すだんなさんのセリフ。「胸と結婚したわけじゃないから」。
今の彼は私の胸を好きだと言ってくれる。私がコンプレックスに思っている憎いくらいに思っている胸を、好きだと。
不倫だからどうでもいいと思っていた
結局私は、だんなさん以外の人と何人か体の関係になってしまったけど、その一歩は当たり前だけどとても勇気がいることだった。そりゃあもちろん不倫だし…罪だし、それに、この醜い胸を晒すことになるわけだからね…。
でも別に不倫だし、深い関係にはならないし、どうでもいいか、と思っていたのも事実。
既婚者同士だし、「私の胸まで愛してください」なんて言うわけないし、期待もしてない。胸、小せぇなぁと思われても、別にあなたにどう思われようと構わない。私だってあなたと恋焦がれてついに体の関係になったわけじゃないし、好みじゃない所、たくさんあるもの。
妥協妥協。既婚者同士、妥協は必要。
私の胸が小さいことくらい、我慢してくれるよね?みたいな…。そんな感覚だった。
そう思っていたのに、今の彼に出会って、なんだか計算が違ってしまったよ。
彼は、私の胸を好きだと言ってくれる。いつも。何度も。
私の胸が好きな人に出会えるとは思っていなかったな。
クソ妻は巨乳というオチ。。
今の彼のクソ妻は、偶然にも、巨乳だそうだ。
すごく憎い 笑。
マンモグラフィも楽に挟んできたんだろうと思うと、ますます憎い!笑
彼は巨乳を何年も揉んできたわけか…。
いたずらもいっぱいしたんだろうな。彼のことだから、なんとなく想像つく。いいな。正直うらやましい。
だからセックスレスじゃなかったのかな。
…どうしても、そこに話が戻ってしまうのでした。
40歳。私のおっぱいは報われた。
でも嘘じゃないと思いたい。彼が私の胸を好きだと言ってくれていること。
わたし、本当にうれしかった。
「胸と結婚したわけじゃない」なんてセリフではなくて、小さくて自信のない私の胸をそれでも好きだと言って欲しかったんだろうね。
女性として見てもらいたかったんだと思う。
今の彼は、私が無意識に欲していた言葉を与えてくれた。
小さくて、醜くて、本当にかっこ悪いおっぱいなんだけど、女性の魅力として見てくれ感じてくれる彼に出会えたこと、奇跡だなと思います。
いつまでも、私のおっぱいが女性としての魅力の一つでありますように。彼にとってだけかもしれないけど 笑。全然それでいいです。
40歳過ぎて、やっと報われた私のおっぱい。本当によかった。
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ちなみに。
わたしのひどいおっぱい、有料記事ですが私の書いたこちらの記事に写真載せてますので興味のある方は覗いて笑ってください。。