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不倫アプリ・カカオトークが妻にバレた!失敗談と攻防戦

不倫アプリカカオトーク W不倫のトラブル・悩み・想い

不倫の刺客は子どもかもしれない

僕のスマホをいじりたがる子ども

PCMAXで出会った彼女と、サイト外でメッセージのやり取りをするようになってから、

スマホの設定はとても気をつけていた。

アプリのパスロックは勿論のこと、各種設定は抜け目なくしているつもりだった。

ただそこには刺客がいた…
それは子ども。

スマホを持ちたい気持ちと、年頃の抵抗で、僕のスマホのロック解除を試みたり、ロックされた状態で僕が目を離した隙に写真を撮ったり。

仕事の内容もあるから触らないでね。またプライベートな物だからさ、と昔から伝えてきたのだけど、ふざけてちょっとした嫌がらせを僕に対してしてくることがあった。

子どもはカカオトークを知っていた

子供は韓国アイドルグループが好きで、韓国の文化についてよく勉強して知っていた。

友達も好きみたいで。

だからカカオトークのことも知っていた。

韓国ではLINEのような位置づけで、韓国アイドルがやり取りしているツール、メッセンジャーアプリという認識のよう。

PCMAXで出会った彼女は、僕とのコミュニケーションツールにカカオトークを指定してきた。

なので僕もそのアプリをインストールして使うことになった。

最新の注意を払ってね。なぜなら、Lineがあるのに同じようなアプリであるカカオトークを使う必要ないし、

そもそも日本では不倫アプリみたいな認識だから。

webで調べて各種設定を停止させたり、表示しないように施してた。

iPhoneのSiri設定は要注意

Siriが子どもにカカオを提案!?

子どもに勝る更なる刺客が現れた。

そいつはSiri

ある日、子どもが大きな声で「あー、パパのスマホにカカオが入ってるー!」と家中に響き渡る声で叫んだ。

僕がお風呂から出ると、僕のスマホを持った子ども。

子どもは韓国でメインに使われているメッセンジャーアプリに感動して、大声をあげた感じ。

何でパパのスマホに入っているの?いいなぁー、的な。アイドルと一緒じゃんと。

妻と攻防戦が始まる

そして、子どものの隣に立つ妻が。冷たい視線と、明らかに臨戦態勢に入った目で僕を見ている。

子どもがカカオをに興味津々の一方、妻は何でそんなもんが入っているんだ!Lineで事足りるだろうが、怪しすぎるということだろう。

さて、説明が必要だ。

まずは、状況確認。

平常心装って、子どもに聞いた。「どこで、カカオが入ってるの見たの」と?

そしたら「ここ」と見せてくれたのは、iPhoneのロック画面をスライドさせたところ。表示されていたのは「Siriからの提案」。

おっとこんなところに表示が…。使用頻度が上がって来ていたからかー、候補に表示されるようになって来ていたのか気づかなかった…。しまった…。ここまでOffしていなかったな。甘かった。

高速で頭の中で考える。仕事で使う交渉術を復習・・・

最終譲歩ラインは?→スマホの全てのパスを開けられないこと。また、そちらに話がいかないこと。

撤退条件は?→風呂にスマホ水没。一時的に使えなくなるが復帰する可能性もある。

これで行こう。ストーリーを組み立てた。

ただ、この思考時間が、視線が固まり一種の間になった。

すかさず妻が突いてくる。「カッコ悪い。説明できないの⁈」「コソコソしてんじゃねーよ」と。

妻の様子がおかしいことに気づいた子どもは、あれ?なんかまずいこと言った?みたいな雰囲気になってる。

まずいよ、十分。余計なことを、もう。 と内心。

さて、どう答えるか。

なんとしてもパスロック解除して「中を見せて」だけは防がなければいけない。そこに話しが行かないように会話を運ばなければ……

妻はかなりの論客。昔は全く敵わなかった。しかし、様々なビジネス上の修羅場をくぐり抜け、僕も対等に争えるようになってきていた。…こんな場でも活かせるようになってきていた。

ここから心理戦が始まる。

「なんでカカオトークが入っているの?Lineで十分でしょ?」

「ん?、あぁ、海外の人とね。」

「なんで海外の人とやり取りするの?」

「ほら、海外の拠点のメンバーとも親しくなるんじゃない、そうしたらオフィシャル以外なツールでもやり取りしようか?となる。あと、Skype英会話の先生との予約調整とか」

「そんな個人的な繋がりになる同僚がいるの?Skype英語は女性の先生が多いよね。その女性と個人的なやり取りしているということ?」

「そうなるかな、深く考えてなかった。固定の先生予約取るの大変だから調整していたんだよね。向こうも固定客が付くから個人的な収益になっていたんじゃないかな?気をつけるよ。ゴメン」

「気持ち悪い!Skype英語の先生って、海外のフィリピンだっけ?若い女の子とやり取りして!そういうのが嫌なんだよ!」

「上手く隠し切れよ!この下手くそ!」

と妻は言葉を投げ捨てて、リビングを去り、部屋の扉をバァンと強い力と大きな音を立て閉め、部屋に篭った。

おっしゃる通り。しくじった。Siriめ、余計な提案をしやがって。

最悪な状況は回避…そして今もカカオトークを使う

最悪な状況は、なんとか回避した…が、まあ、かなりアウトだな。

次は子どものフォロー。

「だからスマホは触らないでね。って言っていたじゃん。」「大人になると色々とあるの。」
「まぁ、大丈夫だからさ」

そしたら、子ども。
「パパさぁ、色々あるのかもしれないけどさー、隠し事とか良くないよー」

「だから、してないし!」と僕。

おっしゃる通り。

でも、もう転がり始めてしまったんだ。

だから戻れないし、もうそのまま、滑り続けるしかない、転ばないようにね。墓場まで持って行くつもりで、妻の言う通り隠し切って。それが最低限の配慮なのかもしれない。

スマホの設定は変えた。

そして、進学した子どもには、スマホをお祝いであげた。妻のスマホも新しくした。これでみんなご機嫌。

でも、「カトク、カトク」と言うカカオトークの着信音だけは何故か変わらない。幾ら設定触っても。だから常にバイブ。

「ハト、ト」って聞こえるんだよね 笑。

彼女は鳩が嫌いだ。なのにスマホは僕にそう呼びかける。メッセージ来たよと。

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