今すぐ口臭をなくしたい人のために
アラフォーアラフィフになっても、新しい出会いが欲しい、婚外がしたい、セックスがしたい…
人生一度きりだから、悔いのないようにしたい!
しかし!アラフォーくらいから、急に口の臭い人が増えるような気がしませんか?
私も39歳の時に出会い系に登録し、実際に何人かの男性とお会いしましたが、30代にも関わらず強烈に口臭のある男性に出くわしたことがあります。。その日の内にお断りしました。(その時の話はこちら)
だれかと親密な関係を築きたいけど…自分の口臭も臭っていないか心配になります。
口臭のせいで、人生後半、棒に振りたくないですもんね。
前回は口臭対策のための予防歯科についてまとめましたが、
予防歯科は口臭ケアの基本であり、毎日の地道なケアの積み重ねなので、即効性を感じにくいです。今すぐにでも口臭をなくしたい!と思うのが息に自信のない人の本音だと思います。
今回の記事では、歯医者さんにおすすめされたり、私や家族が実際に使ってみて効果を感じられた即効性のある口臭対策アイテム&すぐできる口臭対策を紹介します。
めちゃくちゃ即効性あります。
あの、寝起きの口臭も防げるかも!?
胡散臭い口臭予防サプリやあやしい歯磨き粉は紹介しません。コスパを愛する理屈っぽい性格なので。
口臭の主な原因は、前回も書いたように、歯周ポケットや磨き残しに繁殖した細菌が発生させる硫化化合物です。
口の中の細菌は嫌気性菌で、酸素を嫌います。
即効性のある口臭対策のポイントは、口の中の「嫌気性菌」をどう抑制するかです!
即効性のある口臭対策はコレ!
プロフレッシュ
プロフレッシュは、口臭の原因物質そのものにアプローチし、分解する洗口液です。
本当は歯医者さんで違う洗口液(POICウォーター)をおすすめされ使っていたのですが、歯科医院でしか購入できずわざわざ買いに行くのが面倒だったので、似たものネットで探したどり着いたのがプロフレッシュです。
これを口全体に行き渡らせながら歯磨きをし、舌もやさしくブラッシングします。(歯磨き粉は使いません)
よく、口臭の原因として「舌苔(舌に付着した細菌や食べカスなど)」もあげられますが、プロフレッシュを使用すると、白い舌苔が付きにくく(積もりにくく?)なったり、ブラッシングで除去しやすくなります。
スースーするミント感もなにもないのに、プロフレッシュを使ってブラッシングをした後は、ものすごく口の中がさっぱりします!ネバネバしない。菌がいなくなったような感覚。
その後、部分用ブラシ、フロス、最後に再びほんのちょっとのプロフレッシュでぐちゅぐちゅぺをすると、翌朝びっくり、寝起きの口臭がしなくなります。
寝起きって絶対口臭いですよね。。
でも、前の晩にプロフレッシュを使い、しっかり隅々までブラッシングすれば、菌が繁殖しないからか、だいぶ寝起きの息に自信を持つことが出来ます!
これ、カップルではけっこう重要なことですよね…?
口臭対策は、やっぱり菌を除去してなんぼです!
ふつうのマウスウオッシュとは全然違うし、即効性を感じるので、口臭で悩んでいる方には一度使ってみて欲しいアイテムです。
プロフレッシュは、酸素を常に唾液に供給することにより、嫌気性菌の活動を抑え、口臭の発生を防ぎます。また、プロフレッシュには二酸化塩素が含まれているため、塩素のようなにおいがしますが、二酸化塩素は臭気物質を分解し、悪臭を除去する役目があります。
口コミを読むとプロフレッシュの塩素のような臭いが苦手で続けられない人もいるようですね。(たぶんこう感じる人は口臭のきつい人なのでは?)
プロフレッシュのにおいより、あなたの口臭の方が臭くてみんな迷惑しているんだから、我慢して使ってみればいいのに、と思います。
確かに私も、初めてプロフレッシュを口に含んだときは、オエッと思いましたが、だんだん使っている内に、使い始めの時のような強烈な違和感はなくなりました。
しかも、しっかりケアして口内に自信がある時にプロフレッシュを口に含むと、ほとんど違和感がないので、個人差あると思いますが、口内に細菌が多い時ほど、プロフレッシュの臭いを強烈に感じるのでは…?と思うのですがどうなんだろう?(個人的意見です。)
プロフレッシュは世界的にエビデンスもあり、効果も証明されているようです。薬機法的に私は詳しく説明できませんので、ググるかリンク先を読んでみてくださいね。


プロポリンス
口臭の原因は何度も言うようですが細菌です。
細菌が口の中のタンパク質を分解・腐敗させることによって、硫化水素やメチルメルカプタンといった悪臭を放つ揮発性硫化物が作られ、口臭が発生します。
口の中の細菌をなくすことが基本ですが、細菌の悪臭を発生させるエサとなる「タンパク質」を除去することも大切です。
それを叶えてくれるのが「プロポリンス」という洗口液。
基本の味はイソジンのうがい薬のよう。いろんなフレーバーがあり、スーッとするタイプもあるので自分に合うものを選ぶことができます。上で紹介した「プロフレッシュ」よりは使いやすいと思います。
プロポリンスを20秒ほど口に含み、ぐちゅぐちゅぺをすると、黒っぽい塊が出てきます。
この塊は、プロポリンスの配合成分・チャ葉エキスがお口の中のタンパク質や磨き残しを固めてくれたものです。汚れを目で確認できるのがよいところ。
特に寝起きに使うと黒い塊がごっそり出るようですが…私は夜寝る前に念入りに口腔ケアしているのであまり出ません。笑
きちんと歯磨きが出来ているか、チェックするのにも役立つかもしれません。磨き残しが多いと、汚れが塊となって出てきます。
また、舌苔のタンパク質汚れも固めて出してくれるので、舌苔が気になる方にもおすすめです。
歯ブラシが雑になってしまった時や、ケアの時間がない時でも、20秒ぐちゅぐちゅぺをするだけで、すぐに口臭予防ができるおすすめのマウスウォッシュです。
我が家では歯磨きガチ勢の私より、主に子どもたちが使っています。(歯磨きガチ勢やもともと口腔環境が良い方には効果は感じにくいです。)
特にバタバタしている朝、学校行く前の歯ブラシ時に使用するとすっきりが長続きする!と重宝しています。
あくまで口臭予防の補足的なマウスウォッシュですが、手軽で即効性があり、最近ではネットでまとめ買いするとかなり安く購入できるので助かっています!
唾液を増やす―キシリトールガム
口臭に即効性があるもので、一番簡単なアイテムは、ガムです!
勘違いして欲しくないのは、ミントの香りで口臭をごまかすのではなく、唾液を分泌させるため使うという点です。
口臭の元になる細菌は嫌気性菌です。
嫌気性菌は口の中が乾いている時にたくさん発生します。そして、口臭の原因となる揮発性硫黄化合物をたくさん作ります。
実は唾液には、食べかすや細菌を洗い流すクリーニング作用があり、細菌の増殖を防いでくれます。
ドライマウスは口臭につながる…とよく言いますが、唾液分泌が多い方が口臭は防げます。
一番手っ取り早く唾液を増やす方法としておすすめなのが「キシリトール入りのガム」です。
できれば、歯科専用のキシリトールガムがいいです。
キシリトールを100%使用しており、虫歯の原因となる酸を作りません。また、歯科専用のキシリトールガムは市販品より歯に良い成分が多く配合されている点もポイントです。
口臭予防としてのガムの噛み方にはコツがあります!
ガムは味がなくなってからの方が、唾液分泌アップの効果を発揮するんですって!
味のなくなったガムをそのまま舌の奥で転がしておくと、唾液腺を刺激する効果があり、サラサラの唾液がたくさん出てくるのです…!
通っている歯医者さんの歯科衛生士のおばちゃんからこの裏技は教えてもらいました。
簡単なので試してみてください。
でも、仕事中やデート中にガムを噛むのはちょっと…と思う方がほとんどですよね。
なんかいかにも「口臭気にしてます」って感じで…笑
ガムは噛むのではなく、唾液腺を長時間刺激することが目的ですので、口に入れる前にガムを半分に割り小さくし、それを口の奥で転がしましょう!
小さなガムでも唾液腺を刺激してくれるし、無意識にくちゃくちゃ噛んでしまうこともなく、ガムが口に入っていることも気づかれません。
咄嗟の時には小さいので簡単に飲み込めるし、キスする直前まで口の奥で転がしておけばいい。笑
めちゃくちゃグッドアイデアだ。。
唾液の分泌には、水分も重要なので、こまめに水分補給もしてください。
ふつうのお水でもいいですが、唾液の分泌を促すカテキンが含まれている緑茶がおすすめです。
歯周病で口臭がきつい人専用の秘策?(薬・即効性あり)
実は、突然のカミングアウトですが、セックスレスをやめてから、細菌性膣炎を起こすことが多くなりました。。
性感染症ではなかったので一安心だったのですが、久しぶりにセックスをすると細菌性膣炎を起こすケースがあるそうで。(なにせ10年ぶりのセックス再開でしたので。。)
やっかいなのは、細菌性膣炎はぶり返し発症するというところ。
疲れが溜まっていたり、寝不足が続くと再発するんです。
婦人科に通い、医師からは「免疫が弱っているときにかかる膣の風邪のようなものだから、気にしないように」と言われたものの、細菌性膣炎の症状が現れるたびに数日通院し、大股開きして膣に薬を入れてもらうのに嫌気がさし…
ついに、ネットで薬を購入するようになりました。


病院で処方してもらっていたのと同じ「フラジール(Flagyl)」という薬で、病院では膣剤でしたが、ネットで手に入るものは服用するタイプのものだけでした。
ネットで薬を購入することに抵抗があったので、薬についてはかなりよく調べました。
細菌性膣炎は、抗生剤の効かない嫌気性菌が膣の中に増えている状況。膣の中は酸素がないですからね。
酸素に弱い嫌気性菌と言えば…、そうです、コレ、あの口臭の元になっている嫌気性菌にも効く薬なんです。
夜、この薬を服用すると、翌朝、寝起きの口の中が全くネバネバせず、寝起きの口臭が減少していることに気づきました。
フラジールが膣だけでなく、口腔内の細菌に対しても効力を発揮していることを偶然実感したのです。
口の中の菌と膣の中の菌はどちらも酸素のない所で繁殖する嫌気性菌という共通点があるので、なるほどという感じです。
以前からフラジール薬の口臭への効果は検証されており、歯周病・口臭治療の薬として処方されている国もあるようです。(日本でもペットの口臭薬として既に使われています。)
たくさん論文も出ています。(古いですがコレとかは公開されています。)
興味のある方はご自分でも調べてみてくださいね。
※フラジールを服用したら3日間はアルコール摂取厳禁です!副作用があります。一度服用した翌日(20時間後くらい)にグラスビール1杯飲んだら、激しい吐き気に襲われ、ホテルや駅で嘔吐しまくり大変でした。本当に怖かった。要注意です!
口臭対策して人生後半を楽しもう
口臭を防止するための方法について、いろいろ紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
やっぱりね、どうしても中年になると口臭がきつくなる条件が揃ってしまうんですよ。
そんな中、新たな出会いが欲しいなら、徹底的に口臭は潰した方がいいと思うんですね。
口臭があると、どんないい人であっても、一緒に過ごしたいとは思わないです。キスなんて絶対ムリだ!
今からでも遅くないので、口臭対策して、前向きに新しい出会いを探したいですね!
口臭がなくなったら、もしかしたら新しい出会いを探さなくても、夫婦関係の再構築につながるかも…?(夫の口が臭いだけで近づきたくないし、話もしたくなくなるからなぁ。)
前回の記事でまとめたように予防歯科もしっかり行い、今回ご紹介した口臭に即効性のある方法も併用しながら、口臭対策頑張りましょう。そして、人生後半も楽しみましょう!
この記事が、誰かのお役に立てれば幸いです。
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