彼と初めての国内一泊旅行
W不倫中の彼と、滋賀・京都へ旅行に行ってきました！
彼の論文が終わったら、絶対に旅行に行こう！とずいぶん前から決めていました。
5年以上お付き合いしている私達ですが、国内で一泊旅行をするのは実は初めて。
私達二人は、出会って半年くらいで、実はラオスに旅行に行っているという強者なんですが笑、国内旅行はしたことなかったんですね。
弾丸海外旅行は今まで何度かしていて、そっちの方が難易度高そうですが、何となく国内旅行の方が不倫っぽくてあやしくないですか…？
家族は私が海外旅行好きなのは知っているし、彼もコロナ前は海外出張が多かったし、私達の中では海外はそんな特別ではなく、むしろ国内旅行の方が違和感あるというか。。
海外旅行はまさか不倫相手と行っているとは思わないのかなーなんて思ったり。（ましてやラオスとか。。）
なんか不倫っぽい…彼と初めての新幹線
今回の国内旅行、楽しみにしていたことの一つが彼と新幹線に乗ることでした！
彼と新幹線乗るの初めて。新幹線自体、乗るのは久しぶり。
懐かしい、新横浜プリンスホテルが新幹線のホームから見えました。コロナだったなぁ。
新幹線で駅弁食べました。新横浜から乗ったけど、西へ行くし、東京っぽいものをチョイス。駅弁選ぶのも楽しいですね。
彼と新幹線…なんだか夢のよう。コロナもあったし、こんな日が来るとは。
彼と新幹線で駅弁を食べて、おしゃべりして、景色見て…、あー幸せ、論文頑張ったご褒美だなぁと思いました！
今回の旅の目的は、近江八幡と近江牛！ついでに京都！といった感じです。
とても素敵でした。近江八幡を観光
ラ・コリーナ近江八幡へ
新幹線で約2時間、あっという間に米原に到着。ここからさらに電車で近江八幡に向かいます。
近江八幡に着いたら、楽しみにしていたラ・コリーナへ！
ラ・コリーナは伊勢丹とかに入っている老舗和菓子店「たねや」と、バームクーヘンで有名な洋菓子店「クラブハリエ」のフラッグシップショップなんだけど、立派な近江八幡の観光名所になっています。
だって、こんなすごい所なんだよ。
ジブリの世界のよう、とよく言われるようです。確かにハウルっぽい！と私は思いました。
和菓子洋菓子パンにカフェ、キッチンワゴン…。なに、ここ、魅力的なものが多すぎる。
ラ・コリーナは建築やインテリアも素敵で見応えがあります。
インスタ映えするスポットもたくさん。撮らないけど。
滋賀名物・飛び出し坊やもいました。
バームクーヘンを作っている様子もガラス越しに見学できます。ちょっとした工場見学のよう。
作っているところを見た後、併設されているカフェで焼き立てふわっふわのバームクーヘンをいただきました。
バームクーヘンの概念が覆されるようなふわふわでいい香り、とても美味しかったです。
ここのカフェも造りや家具がとても素敵でした！
空いている平日に来てよかったー。
実はお休みを取ってくれた彼ですが、一本だけ休めない会議があり、ここのカフェでオンライン会議してました。汗
私はその間、お買い物。
近江八幡に着いたばかりだというのに、大量のスイーツたちを購入してしまいました。。
彼の会議も無事終わったら、ラ・コリーナから旧市街に向けて歩くことにしました。
八幡掘りと街歩き
ラ・コリーナから歩いて15分くらいで、水郷巡りのお船が係留されている場所がありました。
訪れたときはまだ観光船は営業していない時期だったのですが、この景色を見るだけでもとても風情があります。桜の季節はきっととてもきれいなんだろうな。
それにしても誰もいなくて、彼と二人きり、不思議な感じでした。この日はどんより曇りでとっても寒い日だったからかな。
近江八幡は古いお家がたくさん残っていますね。立派な蔵があったり瓦屋根のお家も多く、でも全部現役で普通に人が暮らしていて、なんだかタイムスリップしたみたい。地震や戦災の被害が少なかったのでしょうか。住宅街を歩いているだけでも、とても面白かったです。
まぁ彼と一緒だから楽しいのですけどね。
これが話の噛み合わない価値観の合わない人とだと、ただのストレスなんですが、ほんとに彼とはこういう感性が合うので、歩いているだけでも楽しいのです。
こういう時「幸せだなぁ」ととても感じます。
住宅地にも普通にいる飛び出し坊や。コスプレバージョン。かわいい。
日牟禮八幡宮と八幡山ロープウェイ
街歩きを楽しんでいたら、日牟禮八幡宮に到着。
またまた「たねや」関連のお店でぜんざい食べたかったんだけど、遅い時間にならないうちに、と、八幡様をお参り。
そのまま、八幡山にロープウェイがあったから、急遽乗ることにしました。
ロープウェイからの景色は圧巻でした！街歩き中に気になっていた瓦屋根のお家がずらり、一面グレー。こんな景色、なかなか見られないと思うけどな。
私の中で近江八幡は瓦屋根の記憶になりました。
街中のお寺の瓦や八幡掘りでも気になる瓦がたくさんあって、もっと知りたくなりました。
近江八幡にはどうやら「かわらミュージアム」という所もあるようですね。行ってみるまでこんなに瓦な町だとは知りませんでした。
八幡山には豊臣秀次が築城した八幡山城跡があります。積み上げられた大変無防備ながら歴史ある石垣を間近で見ること触ることができ、私はブラタモリなロマンを感じました。
山頂の京都から移設したお寺には、人懐っこい猫がたくさんいましたよ。
そしてこの絶景！！
わたし、琵琶湖見たの生まれて初めてでした。
八幡山、とてもいい所ではないですか。行ってよかったです。
山頂にある資料館がもったいなかったです。八幡掘りや近江商人を抱えた八幡山城主の豊臣秀次は秀吉に切腹させられていて、歴史のいろいろを感じる場所なのに、なんで八幡山をLOVEスポットで片付けようとするのかなぁ。私には納得できないなぁ。ちょっとぶち壊しでもったいない気がしました。景色が良ければLOVEスポットなのか？夫婦間セックスレスなら不倫していいのか？と似てますね。いや、似てないか。
もっと探検したかったけど、ロープウェイの時間もあったので、下山。
八幡掘と近江商人の城下町を歩く
八幡山城下には、琵琶湖に繋がる八幡掘があり、近江商人発祥の地です。
この情緒ある八幡掘ですが、地元の方が頑張って復活させ、整えた結果が今の姿だそう。
八幡掘、思っていた以上に素敵な場所で、わたしは感激してしまいました。
近江八幡に行こうと提案してくれた彼に大感謝です。
もう少し暖かくなり、桜も咲くころには、船で八幡掘めぐりもできて、きっと観光客で溢れかえることでしょう。
八幡掘から城下町へ歩いてみると、大きな近江商人のお屋敷がずらり。
お屋敷の説明書きを読んでみると、近江商人は東京・日本橋にも支店を出し、今現在も存在し続ける会社だったりするのですね。すごい…。
お屋敷の中には入れなくても、立派な松が豪商ぶりを物語っています。
滋賀は災害少ない街なんだろうね、と彼とそればっか言ってました。こんな古くて素晴らしいお屋敷が残っているんだもん。すごいよな。
近江商人のお屋敷以外にも、メンタームの近江兄弟社を創設し建築家でもあったヴォーリズさん関連の洋風建築も多く残っており、とても見応えある町でした。
それにしてもたくさん歩いて、疲れてきて、わたし、ぐずりそうになりました。笑
彼に励まされながら、宿泊するホテルへ頑張って歩きました。
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