先週、僕と彼女の間で起きたこと②

W不倫のトラブル・悩み

金曜夜の約束

前回のお話

以降、彼女は、僕が仕事をしている時間帯はメッセージを送って来なくなった。

おはよう。とか、お疲れ様。など。

彼女からのメッセージは、挨拶程度になった。

彼女は、月の予定を僕に送ってくれる、

僕は常に仕事が詰まっているから、彼女の予定に合わせて仕事を調整し、彼女に会う。それが僕らのスケジュールを合わせるパターンだった。

その週末、金曜日の夜に、彼女の仕事関係の飲み会が丸の内であり、

ちょうど僕も、その近くで夜からセミナーの予定が入っていたので

こんな状況になる前には、金曜は一緒に帰ろうと話していたのだ。

僕は彼女にメッセージを送った。

「金曜日、予定通り、お店の近くで待つよ。終わったら一緒に帰ろう。丸の内だったよね」

すると彼女は、

「待たせることになるから、いいよ」

「何時に終わるか分からないし」と渋った。

彼女の住む街を通る路線を使って帰ることは、僕にとって確かに大きく遠回りになる。

「いいよ、お店教えて」

「セミナー終わってから移動すれば、待つのも1時間程度だろう。」

彼女はお店のHPのリンクを送ってきた。

そして、続けた。「私、あなたに不信感芽生えたの」

「私のことを信じてくれなかったという不信感」

「でも… あなたに向き合おうと思ってる」

「もう、あなたは変わったんだよね?」 「私のこと、信じてくれたと思っていい?」

「暫くの間は、本当に信じてくれているか、疑いの目であなたに接するかもしれない」

「それでもいい?不信感、拭ってくれる?」

僕は伝える。

「前よりも信じているよ」と。

彼女は続ける。

「私は、深い関係になってもお互いを傷つけたりしたくない」

「そういう、落ち着いた関係をパートナーに求めていたし、自分も気をつけようと思っていた」

「それなのに、こういうことになってしまった」

「気をつけようと思ってる」 「反省してる」 「今後、発言には気をつけようと思う」

「ただ、あなたも同じで、あんな返しをしたら、私が傷つくことを想像して欲しかった」

「言い方があったと思う、他にいくらでも」

「どんなに関係が深くなっていても、甘えてはいけないと思うの」

「そういう配慮できる関係でありたいの」と。

そして、

「ごめんね。遅くなってしまった。」

「仕事も大変な中、あなたの話、一個も聞けないで」「ごめんなさい。」 と。

様々、考えていたらから疲れたのだろう。

彼女はそのまま眠りに落ちたようだった。

約束の日

昼休みのメッセージ

会う当日、金曜日の昼休み、 何となく彼女の様子がおかしい気がした。

だから僕は聞いた。「今日は仕事だよね?」

彼女は答えた。「行ってないの、動いていないの、家にいるの」

彼女は仕事を休んでいた。

「ごめんなさい。なんかあなたにどう接すればいいのか、わからなくて」

「私の気持ちの問題なの」

「今日、あなたに会えば違うのかもしれない」

「どうしたんだろう…、前みたいな感覚が戻ってこないの、自分でも混乱しているの」

「心配掛けてるのはわかってる」

「でも…、今まで、あなたに何を伝えたくてメッセージを送っていたのかわからなくて」

「今日会える、でも、話したとしても急に元のような気持ちになるとも思えない。昨日の夜もだいぶメッセージに付き合ってもらったけど、感覚は戻らなかった」

「どうしていいかわからないの」

「自分の気持ちも、涙ばかり出るの」

「どうしてこんなことになってしまったんだろう…」

「なんでも躊躇してしまう。怖くて不安で」

「あなたを責めてるわけではないの、言葉が出ないの、気持ちが戻らないの!」

僕は、午後の打ち合わせに入らなければならなかった。

そこでメッセージのやり取りは終わった。

あとは、会って話すしかないと思った。

彼女に会う前に考えたこと

セミナーが終わり、彼女が食事しているお店の近くのカフェに移動する。

金曜日の夜の9時過ぎ。周りは華やいだ雰囲気だ。楽しそうに話している。

その横で、彼女を傷つけることになったメッセージを読み返す。なぜあんなメッセージを送ることになったのだろうと…

そして、感じていた。

独占欲を。

誰にも渡したくないという気持ちが、湧き上がっていたことに。

なぜ君は、僕がこんなに想っていることを分からないのか。

でも、それをストレートに伝えることは躊躇した。

それは、こんな不倫という関係性だから。

独占なんてできないし、彼女もそれは同じ。

だから、彼女を責める言葉で僕は感情をぶつけた。

カフェを出て、彼女と隣駅で待ち合わせる

10時になろうとしていた。

隣の席に、飲み終えた後の酔っ払い集団が座り、大きな声で騒ぎ始めた。

気分が悪いところに、その煩さが我慢出来ない。

カフェを出た。

ちょうど、その時に彼女から

「もう少しでお会計、ごめんなさい、遅くなって」とメッセージが入る。

雨の仲通りに出て、閉じたショーウィンドウの下で、彼女からの連絡を待つ。

7月だというのに、やけに寒い。でも雨でよかったのかもしれないと思った。賑やか過ぎても今の気持ちに合わない。

彼女から連絡が入る。

「仕事仲間と途中まで一緒に帰らなければならない雰囲気」

「隣の駅まで移動して貰えない?」と。

僕は、国際フォーラムへ向けて一人歩き出す。地下鉄に乗るために。

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